ざっくり言うと
- 作品賞の1番人気は、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」で1.7倍
- 主演男優賞の1番人気は、「ウィル・スミス」で1.1倍
- 主演女優賞の1番人気は、「ジェシカ・チャステイン」で1.7倍
映画の祭典、第94回アカデミー賞が2022年3月28日午前9時頃(日本時間)より開催されます。
今回のアカデミー賞では、濱口竜介監督・村上春樹原作の『ドライブ・マイ・カー』が邦画初となる作品賞にノミネートされています。
大番狂わせが起こることでお馴染みのアカデミー賞ですが、今年の栄冠はいかに?
※オッズはウイリアムヒルより、2022年3月25日15時時点
※3月28日、結果追記
◆作品賞
パワー・オブ・ザ・ドッグ 1.7倍
コーダ あいのうた 2.1倍 <受賞>
ベルファスト 10.0倍
ウエスト・サイド・ストーリー 34.0倍
ドリームプラン 41.0倍
DUNE/デューン 砂の惑星 51.0倍
ドント・ルック・アップ 67.0倍
ドライブ・マイ・カー 81.0倍 ※国際長編映画賞受賞
リコリス・ピザ 81.0倍
ナイトメア・アリー 151.0倍
◆主演男優賞
ウィル・スミス 1.1倍 <受賞>
『ドリームプラン』
ベネディクト・カンバーバッチ 6.0倍
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
アンドリュー・ガーフィールド 10.0倍
『チック、チック…ブーン!』
◆主演女優賞
ジェシカ・チャステイン 1.7倍 <受賞>
『タミー・フェイの瞳』
オリヴィア・コールマン 5.5倍
『ロスト・ドーター』
ニコール・キッドマン 4.0倍
『愛すべき夫妻の秘密』
◆さいごに
2021年は中国出身のクロエ・ジャオ監督『ノマドランド』、2020年は韓国のポン・ジュノ監督『パラサイト』が、作品賞・監督賞を受賞しています。さて、アジア監督作品の3連覇なるか?
<3月28日追記>
濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』は、作品賞こそ逃しましたが、国際長編映画賞を受賞しました。同部門で日本映画が受賞するのは滝田洋二郎監督の『おくりびと』以来13年ぶり。ノミネートは是枝裕和監督の『万引き家族』(2018)以来3年ぶり。