2022年06月17日

ネットカジノ店摘発、客ら6人逮捕(上野)

ネットカジノ店摘発、客ら6人逮捕(上野)

ざっくり言うと

  • 警視庁保安課は、東京都台東区上野のインターネットカジノ店「レインボー」を摘発
  • 責任者や客ら6人を逮捕
  • 会員数は約300人で、16カ月間で少なくとも約1億3400万円の売上

複数メディアの報道によると、2022年6月14日、警視庁保安課は、東京都台東区上野2丁目の雑居ビルに入るインターネットカジノ店「レインボー」を摘発し、責任者の安里悟容疑者と従業員の頓田晃一容疑者を常習賭博などの疑いで、客の40~50代の男4人を賭博の疑いで現行犯逮捕しました。客の4人は既に釈放されています。

「レインボー」は、店舗内にパソコン8台を設置し、海外カジノサイトを利用して客を相手に「ビデオスロット」で1点1円や1ドル100円で換金できる点数を賭けて賭博をさせていたとのこと。

「同店は手数料に当たる「テラ銭」を客から徴収しない代わりに、カジノに使われるポイントを専門業者などから正規より安く購入し、客に仕入れ値より高く販売することで利益を得ていた。客がカジノに負けてポイントを補充しようとするほどもうかる仕組みで、ポイントの販売額は昨年2月~今年6月の16カ月間で少なくとも約1億3400万円に上ったという。会員数は約300人で、客の1日最大の勝ちは約50万円、負けは約60万円だった。(朝日新聞デジタルより)

安里容疑者は「生活のために働いていた」、頓田容疑者も「月30万の安定した給料を得られる魅力から働き続けた」と、容疑を認めています。

 

◆さいごに

山口県阿武町の4,630万円誤送金の件で、警察の取り締まりが厳しくなっているようです。

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「レインボー」の売上は、16カ月間で少なくとも約1億3400万円とのことですが、おそらく粗利は売上の10~20%のマージンのみ。
家賃、光熱費、人件費などを考えるとおそらく赤字。それで常習賭博での逮捕となると、まったく割にあいません。

また、客もインカジにしろオンカジにしろ、今、遊ぶのは危険すぎますね。