2022年05月09日
ざっくり言うと
- 2022年5月29日、新宿区百人町の違法ポーカー賭博店の2店舗が同時摘発される
- 逮捕されたのは、経営者2人、従業員5人、客7人の計15人
- 摘発された2店舗は、まったくの無関係でたまたま
2022年5月29日、警視庁は、新宿区歌舞伎町に隣接する百人町の雑居ビルにある違法ポーカー賭博店の2店舗を同時摘発しました。
逮捕されたのは、経営者のふたりを賭博開帳図利の疑いで、その他、従業員5人、客7人の計14人。
客の7人は取り調べの上、釈放されています。
◆摘発されたのはまったく無関係の2店舗
警視庁によると、袁容疑者の店はビルの9階にあり、中国人の従業員を使って外国人相手に賭場を開いていたようです。
去年6月、容疑者の店が、何者かに押し入られる被害に遭っており、強盗未遂事件の現場として、捜査員が店を訪れたところ、偶然にもポーカーのチップを発見。それを見てピンときた捜査員が、暴力団対策課が違法賭博の内偵捜査に乗り出したとのこと。
容疑者の店は、客が1回賭けるごとにおよそ1万円の手数料を徴収しており、2020年5月からの2年間で約6億5,000万円を売上ていたとみられています。
前述の容疑者の店で起こった強盗未遂事件の捜査中に、同ビルの5階にあった他の部屋に不審な人の出入りが確認され、同じく違法賭博の内偵捜査に乗り出したとのこと。
この店は、客は日本人ばかりで、客が1回賭けるごとにおよそ3,000円の手数料を徴収しており、今年3月のオープンから約4,800万円を売上ていたとみられています。
そして、結果として、今回の同時摘発に至ったようです。