2024年02月09日
ざっくり言うと
- 大阪・ミナミで従業員2人が刺され、現金300万円以上が奪われた事件
- 現場からはバカラテーブルが見つかっており、店は違法カジノとみられている
- 容疑者はこの店の客とみられ、「金を返せ」と叫びながら犯行に及んでいた
2024年2月1日、大阪・ミナミ(東心斎橋)の繁華街の雑居ビルで、20代と40代の男性従業員2人が太ももなどを刃物で刺され、現金300万円以上が奪われる事件が発生しました。大阪府警は、8日未明、兵庫県西宮市のインターネットカフェで容疑者を強盗殺人未遂などの容疑で逮捕しました。
警察によると、現場からは3台のバカラテーブルが見つかっており、店では違法カジノが営業されていたとみられています。また、容疑者はこの店の客とみられ、「金を返せ」などと叫びながら犯行に及んでいたとのことです。
事件直前、容疑者がペットボトルに入れて店内に持ち込んだ液体を従業員にかける様子が防犯カメラに写っており、警察は可燃性の可能性もあるとみて液体の鑑定を進めています。
取り調べに対し、容疑者は、「殺意はない。目的はお金を取ること」と容疑を一部否認していますが、警察は違法カジノを巡り、金銭トラブルがあったとみて調べています。
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