2022年08月24日

「日本カジノ学院」運営のCECが破産

「日本カジノ学院」運営のCECが破産

ざっくり言うと

  • カジノディーラー養成学校「日本カジノ学院」を運営していたCECが破産
  • 本校に限らず、スクールに通うだけで海外カジノのディーラーになれる訳ではない

2022年8月24日、帝国データバンクによると、カジノディーラー養成学校「日本カジノ学院」を運営していたCECが破産したとのこと。

『CEC(株)(TDB企業コード:914014183、資本金2040万円、東京都渋谷区神南1-20-10、代表贄田崇矢氏)は、8月17日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。当社は、2014年(平成26年)9月に設立されたカジノディーラー養成学校の運営業者。「日本カジノ学院」として、東京や大阪、名古屋など国内主要都市に拠点を有し、ルーレット、ブラックジャック、バカラ、ポーカーといったディーラーになるための基本を学ぶ講座などを開講していた。各種メディアにも多く取り上げられ、2018年8月期には年収入高約1億4400万円を計上していたが、今回の措置となった。』(帝国データバンクより)

 

◆ある受講生の訴え

カジノでの勤務経験のない卒業生が講師をやっていたのは有名な話。
そして、その講師から学べるのがゲームのルールぐらいなのは当然。

一方で、ディーラースクールに通えば海外でカジノディーラーになれる、英語は必要最低限で大丈夫など、彼自身の見通しが甘かったようにも思います。

 

◆さいごに

日本カジノ学院と名前が似ていて、よく間違われる日本カジノスクール
こちらは、海外でのディーラー経験がなければ講師にはなれませんし、卒業生への海外カジノの斡旋もきちんとやっています。
ただし、海外カジノでは、未経験者を雇ってもらう立場なので高給は期待できません。
ここで得られるのは、海外カジノでの実務経験です。