2022年02月23日

闇スロ店摘発、責任者や客ら17人逮捕(渋谷)

闇スロ店摘発、責任者や客ら17人逮捕(渋谷)

ざっくり言うと

  • 渋谷区道玄坂の闇スロ店「パンドラ」が摘発される
  • 4号機パチスロ53台を設置し、半月で1,000万円を売り上げる
  • 会員は100人近くおり、摘発時、店にいた15人の客も逮捕

2022年2月19日、複数メディアの報道によると、東京渋谷区の違法パチスロ店が警視庁に摘発され、店の責任者や客ら17人が逮捕されました。摘発されたのは、渋谷区道玄坂の違法パチスロ店「パンドラ」

自称経営者の工藤了範容疑者と、自称従業員の岡田太介容疑者は、店に4号機パチスロ53台を設置し客に賭博をさせた現行犯で逮捕。客の15人は取り調べの上、釈放されています。


(画像出典:FNNニュース

渋谷区道玄坂ホテル街の2階建ての一軒家にあった「パンドラ」は、摘発を逃れるため店に看板はなく、店には鉄製のドアや監視カメラが設置され、入店には客引きの案内や常連客の紹介が必要。会員は客引きや常連の紹介で100人近くいたとみられ、入店の際、監視カメラとインターホンで本人確認をしていたとのこと。また、通常より最大2倍ほど高いレートで賭けることができ、今月4日の開店からの15日間で約1,000万円を売り上げたとみられています。

 

◆さいごに

通常は数か月の内偵期間を経てからの摘発が一般的ですが、開業からわずか半月でのスピード摘発には驚きました。
何か他に余罪があったか、常習犯なのか。

また、半月で1,000万円の売り上げでは、設備費、人件費、家賃、客への払い戻しなどを考えるとおそらく赤字です。
開店時、客寄せのための大盤振る舞いを行ったとしたら大赤字。
それで逮捕されていては、まったく割に合わないですね。