ざっくり言うと
- 長野県警は、闇カジノ店経営者と客の2人を賭博の疑いで現行犯逮捕
- 摘発されたのは店舗から海外のオンラインカジノで賭博をするインカジ店
- 長野県内でオンラインカジノが摘発されたのは初
複数メディアの報道によると、2022年7月3日、長野県警は、闇カジノ店経営者を常習賭博の疑いで、客の2人を賭博の疑いで現行犯逮捕しました。
摘発された闇カジノ店は、長野市鶴賀上千歳町の繁華街の一角、雑居ビルの2階にあり、客に現金でポイントを購入させ設置されたパソコンから海外のオンラインカジノサイトで賭博をする、いわゆるインカジ店。店は少なくとも1年以上前から賭博を行っていたとみられています。
長野県警によると、「オンラインカジノをやっている」との情報提供から捜査を進め、摘発に入ったときは店に複数人がいたということです。長野県警は、「今後の捜査に支障をきたす」として2人が容疑を認めているかどうかは明らかにしていません。また、他にも関わった人物がいるとみて調べを進めています。
長野県内でオンラインカジノが摘発されたのは初めてです。
◆有罪判決(10月9日追記)
2022年10月7日、常習賭博の罪に問われた被告の判決公判で、懲役1年6ヵ月、執行猶予3年、追徴金13万円の有罪判決が下りました。
大野裁判長は判決で、反社会的な犯罪に手を染めたのは強い非難に値すると指摘。一方で、母親と友人が被告を監督することを誓約していることなどから執行猶予となっています。
◆さいごに
店舗のパソコンから海外のオンラインカジノで遊ぶのがインカジ、自身のパソコンやスマホから海外のオンラインカジノで遊ぶのがオンカジ。インカジ店の摘発で店に居合わせれば、ほぼ間違いなく逮捕されます。
オンラインカジノで遊ぶにしても、あえて、リスクの高いインカジに行くギャンブラーの気が知れません。
また、比較的安全とされてきたオンカジも岸田総理の鶴の一声で、今後、取り締まりが強化されていく見込みです。
世界的にコロナ規制も解除されつつありますし、海外に遊びに行って賭けるが得策ですね。