2022年12月09日

W杯で荒稼ぎ、日本人経営の違法オンラインカジノ摘発(台湾)

W杯で荒稼ぎ、日本人経営の違法オンラインカジノ摘発(台湾)

ざっくり言うと

  • 台湾を拠点にしていた日本人向けのオンラインカジノが摘発
  • 売り上げ(賭け金)は、1年間で8,000億円
  • ワールドカップによって、賭け金が大幅に増加

2022年11月29日、台中市警察当局は、台中市内のオフィスビルにある違法オンラインカジノを摘発しました。日本人をメインターゲットとしたこのオンラインカジノは、1年間で8,000億円を売り上げていたと見られています。

 

『サッカーワールドカップに全世界が熱狂する中、サッカーを賭けの対象にした日本人経営の違法オンラインカジノが台湾の台中市で摘発された。逮捕されたのは自称坂本と名乗る責任者(45)をはじめ日本人6人、中国人1人、台湾人37人の合わせて44人。台中市警察当局は6日、現場に突入する映像とともに逮捕の経緯を会見で公表。この1年間の売り上げは日本円で8000億円を超えた、という。』(日刊ゲンダイより)

“W杯特需”で売り上げ8000億円!日本人経営の台湾・違法オンラインカジノが摘発された

現地報道:日男藏身台中七期開賭場 搭世足賭金高達日幣「8000億」!

 

◆摘発されたのは、有名なあのオンラインカジノ

台湾現地の報道で、YousCasinoとエルドアカジノの画面が使われていたことから、摘発されたのはこれらのオンラインカジノだと思われます。


画像出典:Youtube(EBCニュース)

 

 

◆さいごに

摘発されたオンラインカジノは、これまでバカラなどカードゲームをメインとしていましたが、11月20日にワールドカップが始まると賭け金は一挙に増え、売り上げを大きく伸ばしたとのこと。

今年のワールドカップは、1試合予想くじWINNERの登場によって、日本から合法的に賭けられる初めての大会となりました。

しかしながら、WINNERの還元率(払戻率)は、従来のtotoと同じ50%です。一方で、海外ブックメーカーの還元率(払戻率)は90~95%。となると、日本のギャンブルファンがこぞって海外ブックメーカーに流れたのも納得です。

 

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※サムネイル画像は、台視新聞より