2024年04月06日

公営ギャンブル売上まとめ(2024)

公営ギャンブル売上まとめ(2024)

ざっくり言うと

  • 2023年度の競馬全体の売上は、4兆4,0554億円で前年比102%
  • ボートレースの売上は、2兆4,220億円で前年比100%
  • 競輪の売上は、1兆1,892億円で前年比109%
  • オートレースの売上は、1,091億円で前年比101%

2024年(2023年度)の公営ギャンブルの売上まとめ。
中央競馬、地方競馬、ボートレース、競輪、オートレース、すべて、前年比でプラスです。
一方で、宝くじ・totoのみ微減(前年比98%)。


<公営ギャンブルの売上推移>(単位:億円)
※2024年10月23日付
※宝くじの売上が発表されたためグラフを更新しました。

 

◆個別トピックス

<競馬>
競馬全体の売上は、4兆4,055億円前年比102%

中央競馬の売上は、3兆3,166億円で前年比102%。12年連続の増加。
(集計期間:2023年1月1日〜2023年12月31日)

地方競馬の売上は、1兆809億円前年比102%。11年連続の増加。
(集計期間:2023年4月1日〜2024年3月31日)

また、上記の集計には含まれていませんが、北海道帯広市主催のばんえい競馬の売上は560億円で前年比101%
帯広市の単独開催になった2007年度以降で過去最高。
(集計期間:2023年4月1日〜2024年3月31日)


<ボートレース>

ボートレースの売上は、2兆4,220億円で前年比100%過去最高を更新。11年連続の増加。
(集計期間:2023年4月1日〜2024年3月31日)


<競輪>

競輪の売上は、1兆1,892億円で前年比109%。10年連続の増加。
(集計期間:2023年4月1日〜2024年3月31日)


<オートレース>
オートレースの売上は、1,091億円で前年比101%。7年連続の増加。
(集計期間:2023年4月1日〜2024年3月31日)


<宝くじ・toto>
宝くじの売上は、8,088億円で前年比97%。ロトの売上が不調。
(集計期間:2023年4月1日〜2024年3月31日)

スポーツくじ(toto)の売上は、1,204億円で前年比108%
(集計期間:2023年4月1日〜2024年3月31日)

 

<参考:パチンコ>
ダイコク電機の「DK‐SIS白書2024年版」によると、2023年のパチンコ市場規模は総売上15.7兆円で前年比108%。内訳は、パチンコが8.2兆円(前年比0.6兆円減)、パチスロが7.5兆円(前年比1.7兆円増)。総粗利は推計2.54兆円(前年比0.16兆円増)で、パチンコが1.44兆円(前年比0.08兆円減)、パチスロが1.10兆円(前年比0.24兆円増)。
パチンコ1台当たりの日間平均売上は1万4,919円(前年比285円減)、粗利は2,479円(前年比15円増)。パチスロの日間平均売上は1万9,254円(前年比5,080円増)、粗利は2,652円(前年比659円増)。

日本生産性本部の「レジャー白書2024」によると、2023年のパチンコ市場規模は総売上15.7兆円で前年比108%。パチンコの減少分をパチスロが補った結果としています。パチンコ人口は、前年比110万人減の660万人。パチンコ参加率は、前年比1.3ポイント減の6.8%。年間平均活動回数は、前年比0.7回減の31.2回。年間平均費用は、前年比20.6千円増の109.0千円。

 

※昨年分、2023年(2022年度)はこちら