2023年05月28日
ざっくり言うと
- 名古屋市中区錦三丁目のインターネットカジノ店「e‐Sports」が摘発
- 「e‐Sports」は、飲食店などが入る雑居ビルの2階で24時間営業
- 従業員の男4人が逮捕
2023年5月27日、複数メディアの報道によると、名古屋市中区錦三丁目のインターネットカジノ店「e‐Sports」が摘発され、従業員の男4人が逮捕されました。
「e‐Sports」は、飲食店などが入る雑居ビルの2階で24時間営業で、賭け金に応じたポイントが店の個室に設置されたパソコン上で付与され、貯まったポイントは店頭で換金する仕組み。
名古屋県警によると、容疑者らは今年の3月4日から4月22日にかけて、不特定の客を相手に店に備えつけられたパソコンでインターネットを通じて「バカラ賭博」をさせたとして常習賭博の疑いが持たれています。
警察は、店からデスクトップのパソコン7台などを押収、また、容疑者の自宅からは現金300万円余りも見つかっています。警察は、押収したパソコンを解析するなどして営業の実態や違法に得た資金の流れを詳しく調べるとのことです。
<2023年7月12日追記>
5人目の逮捕者です。今回、新たに逮捕されたのは、「e-Sports」の元従業員。
調べに対し、容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているとのことです。
◆さいごに
店舗のパソコンから海外のオンラインカジノで遊ぶのがインカジ、自身のパソコンやスマホから海外のオンラインカジノで遊ぶのがオンカジ。インカジ店の摘発で店に居合わせれば、ほぼ間違いなく逮捕されます。また、本件で特に興味深いのは、家宅捜索時に店にいなかった客も逮捕されていること。
同じオンラインカジノで遊ぶにしても、あえて、リスクの高いインカジに行くギャンブラーの気が知れません。