2022年02月20日

男のスケベ心を狙ったカジノ詐欺が増加中

男のスケベ心を狙ったカジノ詐欺が増加中

ざっくり言うと

  • 名古屋の事件では、6件で1,000万円以上の被害
  • 「Tinder」の事件では、単独で1,000万円以上の被害
  • 男心に付け込む手口はかなり悪質

◆2020年の名古屋の事件では、6件で1,000万円以上の被害

SNS上に書き込まれた女性の「カラオケしたい人-!」という投稿を見つけた男性が、後日、カラオケ店で女性と合流。そこにイカサマ出張カジノの人間が現れ108万円を騙し取ったとされています。また、本件を含め同様の手口で6件、被害総額は1,000万円を超えるとのことです。

『詐欺の疑いで逮捕されたのは稲留健太容疑者(36)や佐藤拳容疑者(27)ら男女5人です。警察によりますと5人は去年1月、名古屋市中村区のカラオケ店で、トランプを使った八百長の賭博で会社員の男性(24)に負けたと思わせ、現金108万円をだまし取った疑いがもたれています。調べに対し稲留容疑者は黙秘し、ほかの4人はいずれも容疑を認めています。稲留容疑者らはSNSで客を集めた上で「出張カジノのディーラー」として佐藤容疑者を呼び、客が負けるよう細工していたとみられます。』(名古屋テレビより)

『きっかけはSNS上に書き込まれた女性の「カラオケしたい人-!」という投稿。この投稿を見た24歳の男性は早速“女性”に返信。2人に面識はありませんでしたが、後日、カラオケをすることになったのです。そして、去年1月。男性は“女性”と約束したカラオケ店に。そこには、“女性”とともに別の“男性”もいました。初対面の3人はカラオケを楽しんでいたといいますが、1時間ほどするとカラオケに飽きてしまったのか、別の“男性”が突然、「出張カジノがあるけどどう?」と口にし、女性が「やってみたい!」とこたえたそうです。すると、すぐさま、出張カジノのディーラー2人がカラオケ店に現れました。』(中京テレビNEWS)

 

◆世界最大級の出会い系アプリ「Tinder」を使ったオンラインカジノ詐欺、一緒に賭けて、勝ったら祝杯をあげようと誘われる

ネット詐欺に遭った日本人男性のAさんは、2019年夏、女性との出会いを求めて、出会い系アプリの「Tinder」に登録し、ある女性から誘われるがままオンラインカジノに嵌り、1,000万円以上を失ったとされています。

『莫大な金額(1,000万円以上)を振り込んだのに、全く勝てず、もちろんジェリーにもナンシーにも会うことができません。全て、LINEとオンラインカジノでの繋がりのみです。訝しんだAさんは、法律家に相談することに決めました。もちろん、これら一連の全てはネット詐欺です。佐久間さん(弁護士)はクレジットカード会社や決済代行会社と交渉を重ね、そこで被害に遭った300万円は全額返金に成功します。これは凄いことなのですが、ビットコインで送金した700万円に問題が発生しました。(中略)送金履歴はたどれるのですが、そのウォレットを持っているのが誰なのかを特定できていないのです。』(Impress Watchより)

Tinderで出会った美女姉妹にオンラインカジノに誘われ1000万円を溶かした件

 

◆さいごに

2022年2月10日、米連邦取引委員会(FTC)は、アメリカ人が報告したロマンス詐欺による被害額が2021年に5億4700万ドルと過去最高を記録し、2020年と比較して約80%増、2017年の被害額と比較して6倍以上に増加したと発表しました。

ロマンス詐欺の急増と同様に、SNSやマッチングアプリを使ったギャンブル詐欺も増加していることが予想されます。
SNSやマッチングアプリでのギャンブルの誘いにはご注意を!