2022年10月26日
ざっくり言うと
- レジャー白書2022によると、2021年のパチンコ市場規模は14.6兆円(前年比同値)
- 2021年のパチンコ参加人口は720万人(前年比10万人増)
- 年間の平均費用は8万9,500円から9万4,200円に上昇
2022年10月25日、日本生産性本部は、レジャー白書2022のプレス向け説明会を開催し、2021年のパチンコ市場規模14.6兆円(前年比同値)、2021年のパチンコ参加人口720万人(前年比10万人増)だったと発表しました。
・年間の平均活動回数は、29.5回から31.8回に上昇
・年間の平均費用は、8万9,500円から9万4,200円に上昇
・1回あたりの平均費用は、3,030円から2,960円に下落
・参加希望率は、5.5%から6.0%に上昇
◆好調な公営ギャンブルにも頭打ちのきざし
「ギャンブル」(公営競技5種、くじ2種)の市場規模は8兆3,590億円(前年比12.4%増)。
公営競技の市場規模はいずれの種目も拡大する一方で、参加人口はオートレースを除いていずれも減少。中央競馬は30万人減、地方競馬は50万人減、競輪は20万人減、ボートレースは10万人減となっています。つまり、公営競技の売上増は参加者1人あたりの年間使用金額の増加によるものと考えられます。
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◆さいごに
8年間続いたパチンコ市場規模の下落は歯止めがかかったものの、ピーク時の半分以下で下げ止まっています。
パチンコ業界復活の鍵は、2022年11月21日導入予定のスマートスロット。
導入直後はさすがに出すのでは。