2022年02月16日

2020年のパチンコ人口は180万人減の710万人(レジャー白書2021より)

2020年のパチンコ人口は180万人減の710万人(レジャー白書2021より)

ざっくり言うと

  • 2020年のパチンコの参加人口は、前年から180万人減の710万
  • パチンコの売上は、14.6兆円(前年比27.0%減)
  • パチンコが衰退する一方で、公営ギャンブルの躍進が注目される

日本生産性本部が発表した『レジャー白書2021』によると、2020年のパチンコは、参加人口、売上ともに大きく衰退しました。


<注目のポイント>

・コロナ禍での2020年の余暇市場全体の市場規模は。55兆2,040億円(前年比23.7%減)。

・2020年のパチンコの参加人口は、前年から180万人減の710万人。1990年代のピーク時の4分の1にまで縮小。

・パチンコの売上は、14.6兆円(前年比27.0%減)。8年連続で下落しており、2005年のピーク時の半分以下。(市場規模は、ダイコク電機の『DK-SIS白書』での予測と同じ)

・パチンコファンの年間平均活動回数は、前年の31.7回から29.5回に減少。

・1人当たりの年間平均費用は、前年の10万3,400円から8万9,500円に減少。

・パチンコへの参加希望率は、6.3%から5.5%に減少。

 

パチンコ技人口 市場規模
1995年  2900万  30兆9050億
2000年  2020万  28兆8680億
2005年  1710万  34兆8620億
―――――――――――――――――
2010年  1670万  25兆9830億
2011年  1260万  25兆4890億
2012年  1110万  25兆6720億
2013年   970万  .25兆0050億
2014年  1150万  24兆5040億
2015年  1070万  23兆2920億
―――――――――――――――――
2016年   940万  22兆7000億
2017年   900万  21兆4000億
2018年   950万  20兆7000億
2019年   890万  20兆0000億
2020年   710万  14兆6000億
(出典:レジャー白書)

 

◆さいごに

本白書では、パチンコが衰退する一方で、公営ギャンブルの躍進が目を引きます。競輪の参加人口は0.8ポイント増となっていますが、2020年度の競輪の売上は、7,500億円で前年比114%。7年連続の増加。また、直近の2021年1~6月の売上は、4,488億7,080万円(前年比167.5%)と絶好調です。

また、ボートレースは、10月よりこれまで競輪とオートレースの独壇場だったミッドナイトの時間帯に参入し、ミッドナイトボートレースを開始します。

さらに、競馬はウマ娘効果で参加人口も売上も好調のようです。地方競馬は、2021年4月の売上が前年比11.1%増、5月が同7.7%増、6月が同6.4%増となっています。

パチンコが失った分のギャンブル市場を、まるっと公営ギャンブルが奪っている形です。今後もこの状況は変わらないように思いますが、どの公営ギャンブルが躍進するのか気になるところです。

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