2022年02月16日

12月の売上は前月比110%、前年比97%、前々年比77%

12月の売上は前月比110%、前年比97%、前々年比77%

ざっくり言うと

  • パチンコホールの昨年12月の売上は、前月比110%と増加
  • 今年同様のコロナ禍だった前年比では97%
  • コロナ発生直前の前々年比は77%と低迷が続く

2022年2月8日、経済産業省は、毎月実施している特定サービス産業動態統計調査において、パチンコホール売上の1月度速報値を公表しました。

昨年12月の売上は、前月比110%と増加、今年同様のコロナ禍だった前年比では97%。
コロナ発生直前の前々年比で見ると77%と、パチンコ業界の低迷は続いています。

 

◆パチンコホールの売上推移


<データ出典>特定サービス産業動態統計調査(経済産業省)

※本データは、売上上位企業に限定した調査のため、業界全体の売上とは異なります。

 

◆さいごに

帝国データバンクの調査結果によると、2020年はコロナ禍でパチンコ店の約8割が減収となっています。

『増収』企業は、2019年の138社(構成比8.2%)から2020年の40社(構成比2.4%)に激減。
『減収』企業は、2019年の670社(構成比39.6%)から2020年の1,306社(構成比77.2%)に倍増。

また、「パチンコ・パチスロ レイヤー調査2021」によると、玉粗利が30%近くで高止まりしており、いかに出ていないのかがよくわかります。

『「パチンコ・パチスロ レイヤー調査2021」によると、昨年の第1回目の緊急事態宣言以降、4円パチンコは玉単価も玉粗利が上昇していると指摘し、「この営業が続けば続くほど遊技環境は厳しい状況を招き、もともと減っていたプレイヤーに加え、さらに既存のプレイヤーまでもがパチンコ離れを引き起こす負のループが起こりかねない」と警鐘を鳴らした。』Amusement japanより)

売上が減っているから、(法令違反ですが)パチンコの釘はガチガチ、スロットはベタピン(最低設定だらけ)で、パチンコ店は利益を出そうと必死ですが、結果、更に客が離れる負のスパイラル状態。

そして、2022年1月31日、遊技機規制により、これまで人気だったパチンコCR機やパチスロ5号機が撤去されました。
パチンコ・パチスロの復活は、よほどの規制緩和でもない限り難しいように思います。

 

<データ出典>特定サービス産業動態統計調査(経済産業省)

年:売上(億円):前年比
20年4月 1,098 38%
20年5月 666 23%
20年6月 1,953 69%
20年7月 2,329 79%
20年8月 2,343 78%
20年9月 2,135 78%
20年10月 2,168 83%
20年11月 2,041 81%
20年12月 2,207 80%
21年1月 2,169 74%
21年2月 1,971 74%
21年3月 2,174 86%
21年4月 1,893 172%
21年5月 2,143 314%
21年6月 2,022 104%
21年7月 2,197 94%
21年8月 2,119 90%
21年9月 2,069 97%
21年10月 2,083 96%
21年11月 1,957 96%
21年12月 2,143 97%