2023年02月01日
ざっくり言うと
- 2022年のネバダ州内でのギャンブル胴元の勝ちは、148億4,000万ドル以上(約2兆円)
- ネバダ州でカジノが合法化された1931年以来、最高額を記録
- 胴元の勝ち=ギャンブラーの負け
2023年2月1日、ネバダ州ゲーミングコントロールボード(NGCB)の発表によると、2022年のネバダ州内でのギャンブル胴元の勝ちは、148億4,000万ドル(約1兆9,240億円)以上となり、同州の過去最高金額を更新しました。この金額には、ネバダ州内のカジノ、ブックメーカー、競馬などのレース、ポーカールームとオンラインポーカーの手数料、レストランや居酒屋内のゲーム端末からのゲーム収入が含まれています。
また、2022年12月のゲーミング総収入(GGR:粗利)は、前年同月比14.3%増の13億1,000万ドル(約1,700億円)となり、22ヶ月連続で10億ドルを超えています。12月の売上高は、前年同月比14.3%増となりました。内訳は、スロットマシンが8億350万ドル、テーブルゲームとスポーツベッティングが約5億1,090万ドル。
特に、ラスベガスのストリップ通りのカジノは、8億1,410万ドル以上(約1,058億円)を獲得し、前年同月比25%増で過去最高の月となっています。
<ネバダ州のギャンブル収入(GGR)>
※1ドル=130円で算出
2022年:1兆9,292億円($14.84B)
2021年:1兆7,446億円($13.42B)
2020年:1兆231億円($7.87B)
2019年:1兆5,639億円($12.03B)
2018年:1兆5,483億円($11.91B)
2017年:1兆5,041億円($11.57B)
2016年:1兆4,625億円($11.25B)
2015年:1兆4,443億円($11.11B)
2014年:1兆4,313億円($11.01B)
2013年:1兆4,482億円($11.14B)
◆さいごに
胴元の勝ち=ギャンブラーの負け