2022年04月10日

2月の売上は前月比85%、前年比98%、前々年比73%

2月の売上は前月比85%、前年比98%、前々年比73%

ざっくり言うと

  • パチンコホールの2022年2月の売上は、前月比85%と激減
  • 激減の原因は、1月末でのパチンコCR機とパチスロ5号機の撤去
  • 今年同様のコロナ禍だった前年比では98%
  • コロナ発生時の前々年比は73%と低迷が続く

2022年4月8日、経済産業省は、毎月実施している特定サービス産業動態統計調査において、パチンコホール売上の2月度速報値を公表しました。

2022年2月の売上は、前月比85%と激減。
今年同様のコロナ禍だった前年比では98%。
コロナ発生時の前々年比では73%。
パチンコ業界は、前月比、前年比、前々年比の3タテで負け越しとなっています。

 

◆パチンコホールの売上推移


<データ出典>特定サービス産業動態統計調査(経済産業省)

※本データは、売上上位企業に限定した調査のため、業界全体の売上とは異なります。

 

◆さいごに

直近のパチンコホールの売上は前年比100%前後で推移していましたが、2022年の1月末、遊技機規制によりパチンコCR機やパチスロ5号機が撤去されたことで、2月の売上は15%激減しました。

パチンコ業界メディアのぐりーんべると記事によると、パチスロ5号機の撤去で多くのパチスロファンが6号機に移行したものの、パチスロファンの34.9%がパチンコホールから離反したととのことです。

『(パチスロ5号機の)完全撤去前1月迄は、翌月の移動状況に変化が少なくパチスロ合計60%強、5号機AT/ART37~38%、パチンコ移動10%強です。一方、完全撤去後の2月には6号機AT/ARTへの移動が38.6%と大きく増加し、6号機Aタイプやパチンコ移動の増加も見られます。これらは5号機撤去での離反を防いだ結果と言えるでしょう。しかし、離反率も34.9%と10%近く増加しており、一部ユーザーが店舗離反しています。(ぐりーんべるとより)


(出典:ぐりーんべると)

 

また、ここにきて、ガソリン、電気、食料、外食費など、あるゆるものの価格が上昇しており、そのしわ寄せは生活者の遊興費に及び、今後、ギャンブルの軍信金は大きく減ることになりそうです。

パチンコ業界の市場規模は、もう一段の縮小が見込まれています。

 

<データ出典>特定サービス産業動態統計調査(経済産業省)

年:売上(億円):前年比
20年4月 1,098 :38%
20年5月 666 :23%
20年6月 1,953 :69%
20年7月 2,329 :79%
20年8月 2,343 :78%
20年9月 2,135 :78%
20年10月 2,168 :83%
20年11月 2,041 :81%
20年12月 2,207 :80%
21年1月 2,169 :74%
21年2月 1,971 :74%
21年3月 2,174 :86%
21年4月 1,893:172%
21年5月 2,143 :314%
21年6月 2,022 :104%
21年7月 2,197 :94%
21年8月 2,119 :90%
21年9月 2,069 :97%
21年10月 2,083 :96%
21年11月 1,957 :96%
21年12月 2,143 :97%
22年1月 2,267 :105%
22年2月 1,929: 98%