2022年04月28日

最短では、長崎カジノ2027年、大阪カジノ2029年にスタート

最短では、長崎カジノ2027年、大阪カジノ2029年にスタート

ざっくり言うと

  • 4月26日、大阪府と長崎県は、IRの区域整備計画を国に認定申請
  • 国の可否判断は、早ければ今夏中に行われる予定
  • 可となれな長崎は2027年から2028年に、大阪は2029年の開業予定

2022年4月26日、大阪府と長崎県は、誘致を進めるIR(カジノを含む統合型リゾート施設)の区域整備計画を、4月28日の認定期限直前に申請しました。

国のIR推進委員会は、提出された区域整備計画を実現可能性、経済的貢献、安全性、プレイヤー責任など、さまざまな基準で評価し、早ければ、今夏中にも最終的な採択が行われることになります。1つのプロジェクトのみ受け入れられるか、2つのプロジェクトが受け入れられるか、もしくは、両方とも拒否されるかは、今後の評価次第となります。

そして、国のIR委員会が今秋までに合否発表をすれば、両プロジェクトは建設に向けた準備を始めることになり、長崎は2027年から2028年に、大阪は長崎に少し遅れて2029年の開業予定となっています。

 

大阪IRは、米カジノ大手MGMリゾーツ・インターナショナル日本法人とオリックスが主体となり、年間売上は5,200億円、年間来訪者数は2,000万人、経済波及効果は年間1兆1,400億円を見込んでいます。初期投資額は約1兆800億円。

長崎IRは、カジノ・オーストリア・インターナショナル・ジャパンとハウステンボスがを中心となり、2027年秋頃の開業を目指し、開業5年目の年間売上は2,716億円、年間来訪者は673万人、経済波及効果は年間3,228億円を見込んでいます。初期投資額は約4,400億円。

 


◆さいごに

ここまで二転三転してきた日本カジノです。
このまますんなり大阪・長崎で決着するとは、考えづらいところです。