2022年09月08日
ざっくり言うと
- ジャックポットデジタル社は、ディーラー不要のオートポーカー卓「Jackpot Blitz(R) ETGs」を発表
- ゲームは、テキサスホールデムポーカーとオマハポーカーの2種類
- ディーラーの人材不足と、人件費の高騰を解決するソリューションとして期待
カジノ機器製造・販売のジャックポットデジタル社は、アメリカのカンザス州にある「サック&フォックスカジノ」にオートディーラー卓「Jackpot Blitz(R) ETGs」を設置する予定だと発表しました。
オートディーラー卓「Jackpot Blitz(R) ETGs」は、ディーラーを必要としない次世代型のテーブルゲーム卓です。本テーブルの導入によって、カジノ側は人件費を大幅に削減できるほか、すべてのプレイ内容を正確にデータ化し収集することで、より良いサービスの提供ができるようになると期待されています。
現在、「Jackpot Blitz(R) ETGs」は、テキサスホールデムポーカーとオマハポーカーの2種類が用意されています。
また、「サック&フォックスカジノ」は、レベニューシェア(売り上げ分配)で本システムを導入することで、大幅な導入コストの削減を実現しています。
Jackpot Digital Introduction(1分35秒)
◆さいごに
テキサスホールデムのディーリングは、ハンドジェスチャーでの進行や、複数人のオールイン計算などなかなか面倒で、ディーラーになるにはそれなりの経験を要します。また、世界的なテキサスホールデム人気の高まりで、ディーラーは慢性的な人材不足に陥っており、人件費も高騰しています。「Jackpot Blitz(R) ETGs」は、この問題を解決する画期的ソリューションとして期待されています。
また、「Jackpot Blitz(R) ETGs」は、何よりも言語の問題を解決しているところが大きく、これから登場する日本カジノにも、同様のオートディーラー卓は多々導入されることになると思います。
一般大衆向けの平場はマシンがメインになる一方で、生身のディーラー相手のプレイは、一握りの富裕層向けサービスになりそうですね。