2024年02月05日

コイントス、最初に上を向いていた面が出る確率は50.8%

小ネタ
コイントス、最初に上を向いていた面が出る確率は50.8%

ざっくり言うと

  • コイントスでの表裏の確率は50%のイーブンではない
  • 最初に上を向いていた面が出る確率は50.8%
  • コイントスの際は、投げる前のコイン面の向きを要チェック

2007年、アメリカの数学者パーシ・ダイアコニスは、コイントスで弾くときに上を向いていた面が上になりがちであることを発見しました。

ダイアコニスによれば、トスされたコインは、「歳差運動(回転する物体の回転軸がその方向を変えてゆく運動)」により、最初に上を向いていた面の方がより長く空中に滞在するため、最初に上を向いていた面が上になって落下する確率が少しだけ高くなるそうです。

これまでの研究では、コイントスでの表裏の確率は50%のイーブンとされてきましたが、最初にコインが向いていた面については見落とされていたと指摘しています。

そして、オランダのアムステルダム大学の研究チームがダイアコニスの指摘を検証する実験を行いました。48人の参加者が46カ国のコインを350,757回トスした結果、最初に上を向いていた面が出る確率は50.8%になったそうです。

Flipping the script: Why coin tosses are never truly 50/50

 

研究チームを率いたバルトシュ教授によると、この0.8%の優位性は、毎回1ドルを賭けてコイントスを行った場合、平均19ドルかつ可能性があるとのことです。また、カジノゲームと比較すると、6デッキのブラックジャックをベーシックストラテジーに従って最適にプレイした場合のカジノ側のハウスエッジ(胴元の取り分)より大きく、シングルゼロのルーレットのハウスエッジには及ばないと指摘しています。

 

今後、コイントスで何かを決めるようなことがあれば、コインを投げる前にコインがどちらの面を向いているのかチェックをお忘れなく。

 

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