ざっくり言うと
- アメリカの宝くじ「メガ・ミリオンズ」は、29回連続で大当たりなし
- キャリーオーバーは、10億2,000万ドル(約1,387億円)
- 思い出される、2018年10月の大当たり15.3億ドル(約2,081億円)
<7月31日追記>
ついに、2022年7月29日の抽選でメガ・ミリオンズの大当たりがでました。
最終の当せん金は、推定13億3,700万ドル(約1,780億円)。
当たりくじは1枚のみでイリノイ州で販売されたとのこと。
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2022年7月26日、アメリカ宝くじの「メガ・ミリオンズ」は、今回も大当たりなし。
これで29回連続の大当たりなしで、ついに、キャリーオーバーは10億2,000万ドル(約1,387億円)まで積みあがりました。
一括で受け取る場合、推定6億250万ドル(約819億円)。
この金額は、メガ・ミリオンズでは2番目、アメリカの他の宝くじを含めると4番目に高額な当せん金です。
1〜70までの数字5つと、1〜25までの数字1つの組み合わせを選ぶ「メガ・ミリオンズ」の当せん確率は、驚愕の3億250万分の1。ちなみに、ジャンボ宝くじの1等の当せん確率は1000万分の1です。
◆2018年の大当たりは16億ドル(約2,176億円)
2018年10月、サウス・カロライナ州で当時のアメリカ史上最高額となる15億3,000万ドル(訳2,081億円)の大当たりが出ました。
2ドルが約2,176億円とは、まさにアメリカンドリームですね。
また、アメリカの最高額当せん金は、2016年1月のパワーボールの15億6,800万ドル(約2,132億円)。
ただし、当せん者が3人いたため、賞金は3人で分割されました。
◆さいごに
2021年の宝くじの売上は、8,1601億円で前年比103%。同じくスポーツくじ(toto)の売上は、1,017億円で前年比108%。
一説には、景気が悪いとギャンブルが流行るなんて話もありますが、ここにきて宝くじの売上が増えつつあります。
宝くじは、ネット解禁で「カード決済できる=借金して買える」ギャンブルになったことも要因のひとつかと。
関連記事:前年比103%、宝くじ売上に復調のきざし
現在、日本のロト7も、キャリーオーバーが26億8,300万円まで積みあがっています。
同じ番号を3枚買って他に当せん者がいなければ、900円が30億円に化けるチャンスです。それも非課税。
サマージャンボを買うぐらいなら、ロト7を買った方がはるかに夢がありますね。