2023年11月09日

バカラのディーラー2人をイカサマで逮捕(ラスベガス)

バカラのディーラー2人をイカサマで逮捕(ラスベガス)

ざっくり言うと

  • ラスベガスのバカラディーラー2人をイカサマの疑いで逮捕
  • イカサマの手口は、フラッシュ・バカラと呼ばれるもの
  • 客がベットをする前にカードを見せ、不正に客に儲けさせる手口

2023年11月9日、KLAS-TVの報道によると、ラスベガスでバカラディーラーの2人がイカサマなどの容疑で逮捕されました。

逮捕されたのは、ラスベガスのサマーリン地区にあるランパートカジノのYuxuan Lengと氏名非公表の2人のディーラー。逮捕容疑は、2022年5月、客と結託してイカサマをし、客に数千ドルを勝たせた疑いが持たれています。

イカサマは、フラッシュ・バカラと呼ばれるもので、客がベットをする前にカードを見せ、不正に客に儲けさせる手口。フラッシュ・バカラには、明かされたカードの種類によってオッズをつけた公のゲームも存在しますが、イカサマの手口として広く知られています。

 

裁判資料によると、イカサマの発覚は、長年、頻繁にバカラをプレイしていた2人の客が、最近、いつもより多く勝つようになったことを不審に思ったカジノが調査を開始したことによります。

カジノの監視映像には、5月の1ヶ月間にレン容疑者が2回、氏名非公表のディーラーが4回の計6回、ディーラーがゲームの途中でプレイヤーの手札やバンカーの手札を公開している記録が残っており、2人の客は、6回のイカサマでそれぞれ5,000ドル以上を荒稼ぎしていました。

カジノの警備員は、この2人の客を見つけ、調査の一環として話を聞いたところ、ひとりの客は容疑を否認しましたが、もうひとりの客が容疑を認めたため、カジノはネバダ州ゲーミング管理委員会に通報しました。

賭博取締委員会の調査官は、レン容疑者をギャンブルゲームでの不正行為と不正行為未遂または共謀の容疑で、氏名非公表のディーラーを不正行為の疑いで逮捕しています。

 

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