2024年05月23日
ざっくり言うと
- 福岡県警は、マージャン店で賭けポーカーをしていた男5人を現行犯逮捕
- 賭けマージャンをさせて利益を得ていたマージャン店の経営者と従業員も現行犯逮捕
- 摘発のきっかけは、「高額レートで賭けポーカーが行われている」というタレコミ
2024年5月23日、福岡県警は、マージャン店で賭けポーカーをしていた男5人を、また、賭けマージャンをさせて利益を得ていたとしてマージャン店の経営者と従業員を現行犯逮捕しました。
摘発された店は、福岡市南区の「まーじゃん・チャン太大橋店」。完全個室もある人気店で、過去にはマージャン全国大会の予選会場として利用されていました。現行犯逮捕されたのは、店内でポーカー賭博をしていた男5人と店の経営者と従業員の男3人。加えて、摘発の際、40代の女性従業員と、賭けマージャンをしていた客3人も現行犯逮捕されていますが、4人はすでに釈放されています。
容疑者らは、店内で客に賭けマージャンをさせ、そのゲーム代として金を受け取った賭博開帳図利疑い、店内でポーカー賭博をしていた男5人は単純賭博の疑いが持たれています。
福岡県警によると、2023年7月に「高額レートで賭けポーカーが行われている」という情報を得て捜査を進め、5月22日に店内を家宅捜索し、店内でポーカーをしていた男5人を現行犯逮捕。その後、23日未明、店の経営者と従業員3人を逮捕。
店では、いわゆるテンゴ(1,000点・50円)で賭けマージャンが行われていたとのことです。世間を騒がせた東京高等検察庁の黒川弘務元検事長の賭けマージャンはいわゆるテンピン(1,000点・100円)でした。
福岡県警は、店から現金およそ240万円のほか、ポーカー台やマージャン卓など840点あまりを押収。ポーカー賭博に店側が関与していたとみて捜査を進めています。
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