2024年05月25日

バカラのサイドベット「スモール6/ビッグ6」に賭けてはいけない

バカラのサイドベット「スモール6/ビッグ6」に賭けてはいけない

ざっくり言うと

  • マカオカジノでバカラのサイドベット「スモール6/ビッグ6」が爆増中
  • 「スモール6/ビッグ6」は、「タイガーバカラ」と同じ
  • スモール6のハウスエッジは14.3%、ビッグ6のハウスエッジは15.3%

2024年5月24日、マカオのカジノに最近登場した、バカラのサイドベットオプション「スモール6/ビッグ6」が話題となっています。「スモール6/ビッグ6」は、シンガポールのカジノで「タイガーバカラ」と呼ばれているものと同じです。

「スモール6/ビッグ6」は、Sands MacaoとGalaxy Entertainment Groupのカジノでは既に導入されていましたが、最近になってMGM Macau、MGM Cotai、Wynn Encore、Wynn Palaceなどにも導入されました。

 

◆バカラのサイドベットオプション

サイドベットオプションは、カジノ的にはゲームにメリハリを付けて面白くするためなどと告知されていますが、実際はカジノがより儲けるために他なりません。

サイドベットオプションは複数ありますが、「ドラゴンボーナスバカラ(ドラゴンバカラ)などがメジャーです。ドラゴンボーナスバカラでは、通常のベット(プレイヤー or バンカー)をした上で、賭けた側が何点差で勝つかを追加ベットします。また、勝つ点差によって2~31倍の配当が支払われます。

ナチュラルウィン 2倍
9点差で勝利 31倍
8点差で勝利 11倍
7点差で勝利 7倍
6点差で勝利 5倍
5点差で勝利 3倍
4点差で勝利 2倍
3点差以下で勝利  没収
タイ 没収

一般的なコミッションバカラの場合、プレイヤーに賭けた場合のハウスエッジ(胴元の取り分)は1.24%、バンカーに賭けた場合のハウスエッジ(胴元の取り分)は1.05%と極めて低く設定されており、これだけではカジノ側にうま味はあまりありません。ただし、タイ(引き分け)に賭けた場合のハウスエッジは14.32%とかなり高く設定されています。

プレイヤーに賭けた場合のドラゴンボーナスのハウスエッジは2.65%、バンカーに賭けた場合のドラゴンボーナスのハウスエッジは9.37%となっています。ちなみに、マカオで人気のサイドベット「ラッキ6」のハウスエッジは16.68%です。

 

◆「スモール6/ビッグ6」の遊び方

「スモール6/ビッグ6」では、バンカーの手札が合計6点で勝つかどうかをベットします。

スモール6(スモールタイガー)
バンカーの2枚のカードが合計点6で勝利した場合、22:1の配当が支払われます。それ以外の結果では負けになります。

ビッグ6(ビッグタイガー)
バンカーの3枚のカードが合計点6で勝利した場合、50:1の配当が支払われます。それ以外の結果では負けになります。

ゲーミング・リサーチのスペシャリストRyan Ho氏によると、スモール6のハウスエッジは14.33%ビッグ6のハウスエッジは15.25%とのことです。

つまり、「スモール6/ビッグ6」のハウスエッジは、タイ(引き分け)のハウスエッジとほぼ同じで、ギャンブラーにはかなり分の悪いオプションとなっています。

一方で、「スモール6/ビッグ6」は、配当が大きいため一攫千金を狙える他、「プレイヤー」ベットをヘッジするオプションとして、一部のギャンブラーには人気のオプションとなっているようです。しかし、ハウスエッジを考えると、サイドベットに賭けるのは得策とは言えません。