2023年11月29日
ざっくり言うと
- 大手仮想通貨(暗号資産)取引所のビットバンクは、ギャンブルサイトとの取引を制限
- 2024年1月4日以降から順次対応
- 海外のギャンブルサイトであっても日本国内から接続して賭博を行うことは違法
2023年11月28日、大手仮想通貨(暗号資産)取引所のビットバンクは、仮想通貨に対応しているギャンブルサイトとの取引を2024年1月4日以降から順次制限することを発表しました。
最近では、ビットコインをはじめ、ビットコイン キャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)など、多くの仮想通貨に対応した海外ギャンブルサイトが増えています。仮想通貨に対応したオンラインカジノは、仮想通貨で入出金を行うことで利用が禁止されている国からでもプレイが可能です。
ビットバンクは、海外で合法的に運営されているギャンブルサイトであっても、日本国内から接続して賭博を行うことは違法とする日本法令に従い、取引制限を実施するとしています。
『オンラインカジノをはじめとしたギャンブルサイトに関しまして、海外で合法的に運営されているものであっても、日本国内から接続して賭博を行うことは犯罪です。そのため、2024年1月4日以降、暗号資産に対応しているギャンブルサイトなど、当社にて法令違反に該当するリスクが高いと判断したサービスへの取引を順次制限させていただきます。』(ビットバンクサイトより)
取引制限が実施されるギャンブルサイトの詳細は明らかにされていませんが、2024年1月4日以降、各種ギャンブルサイトのウォレットとの仮想通貨送受信ができなくなると予想されます。また、大手仮想通貨取引所の方針決定は、他の取引所にも拡がっていく可能性があります。