2024年06月03日

インターネットカジノ店を初摘発、経営者と従業員を逮捕(沖縄)

インターネットカジノ店を初摘発、経営者と従業員を逮捕(沖縄)

ざっくり言うと

  • 沖縄県警は、那覇市のインターネットカジノ店を摘発し、経営者と従業員を逮捕
  • インターネットカジノ店の摘発は、沖縄県で初
  • 6日間で140万円の利益をあげており、警察は700人分の顧客リストを押収

2024年6月2日、沖縄県警那覇署は、那覇市松山のビルの一室でインターネットカジノ店を営業し、不特定多数の客に賭博をさせたとして、経営者と従業員を逮捕しました。インターネットカジノ店の摘発は、県内で初。

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同店は会員制で、海外のオンラインカジノにアクセスし、店内で遊ぶためのポイントを客に販売し、客がスロットマシンやバカラなどで得たポイントを換金していたとみられています。

逮捕されたのは、2023年4月17日から24年2月21日までの間、インターネットカジノ店を経営したとして、風営法違反(無許可営業)と常習賭博の疑いで伊波栄作容疑者を、また、2023年10月ごろから24年2月20日までの間、海外のオンラインカジノを使って客に賭博をさせたとして、常習賭博の疑いで従業員の東伸英容疑者のふたり。

 

沖縄県警によると、2023年4月、匿名の情報提供があり捜査を進め、6月2日に容疑が固まったとして2人を逮捕しました。店は少なくとも6日間で140万円の利益を上げていたとのこと。また、これまでに賭博行為に使用されていたとみられるパソコン8台と約700人分の顧客名簿を押収しており、客の調べも進める方針。2容疑者のほか、関係者1人からも任意で事情を聞いているとのことです。

沖縄県警は、捜査に支障があるとして、2容疑者の認否を明らかにしていません。